Q.リサイクル預託金の会計処理はどのようになりますか?

Q.リサイクル預託金の会計処理はどのようになりますか?

A.自動車の購入時には、リサイクル預託金の支払額のうち、「情報管理料(大体数百円)」のみ費用処理し、損金計上します。
消費税区分は「課税仕入れ」です。

それ以外の預託金本体分は、サービスの提供を受ける(自動車を廃棄(リサイクル)する)ときまで資産計上します。
勘定科目は「リサイクル預託金」「預託金」「長期前払金」「仮払金」など適当な勘定科目を使用します。

自動車を手放した時には、①売却した場合と、②廃棄した場合で処理が異なります。

①売却した場合は、
リサイクル預託金もあわせて売却先に譲渡することとなりますので、売却した自動車とともに資産から減少させます。取引の内容は「金銭債権の譲渡」なので、消費税区分は「非課税売上げ」となります。

②廃棄した場合は、
自動車を廃棄(リサイクル)するというサービスを受けたことに対する対価となりますので、その時点で費用処理し、損金計上します。消費税区分は「課税仕入れ」となります。

  • 最終更新:2014-02-25 23:34:04

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード