Q.私募債の信用保証料はどのように会計処理すればよいでしょうか?

Q.私募債の信用保証料はどのように会計処理すればよいでしょうか?

A.その信用保証料の性質によって、以下の2つの会計処理が考えられます。

一つ目は、社債発行費として取り扱う方法です。
これは、信用保証料を、社債の発行を可能にするための費用ととらえる考え方によるものです。
この場合、発生時に一括費用処理するか、会社法上の繰延資産として資産計上し、償却する処理を行います。

二つ目は、前払費用として資産計上し、社債残高に応じて費用処理する方法です。
これは、信用保証料は、信用リスクを低下させ利率を抑えるためのものであり、社債利息の調整項目であるととらえる考え方によるものです。
この場合、発生時に前払費用として資産計上し、社債残高と期間に応じて、毎期社債利息へと振り替えていく処理を行います。

  • 最終更新:2014-03-06 19:21:12

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